Paox Music School 2nd Concert
11月2日、仙川フィックスホールにて第2回目の発表会を無事に終えることができました。
今年はソロ演奏18名、アンサンブル6組のプログラムでした。
アンサンブルは親子ピアノ連弾2組、ピアノ+クラリネット+フルート+ドラム、
キッチンオーケストラ、5人5指連弾、CUPSの演奏と盛りだくさんの内容でした。
生徒様は3ヶ月本当に努力をされ、その成果を存分に発揮されたと思います。
今年もカウントダウンカレンダーを作り、練習した日を色付けしてもらいました。
今年のカレンダーは積み木の模様にして、発表会までの練習を積み木の作品に例えました。
積み木を高く積んで作品を作ろとするとき、早く完成させてたい気持ちから
急いで荒く積んでしまうと、作品が高くなってきたときに、崩れやすくなってしまいます。
時間がかかっても、丁寧に1つ1つ置いていくと、最後まで安定して高く積み上げることができ、美しく自由な作品を作ることができます。発表会までの練習も、同じような過程を目指しました。
はじめは片手ずつから、細かいアーティキュレーションを守って丁寧に積み上げていきます。
カウントダウンカレンダーを見ながら、目標をもってそれぞれが練習に励んでくれました。
本番は、お一人お一人が、とても豊かに、自分らしく演奏できていたと思います。
お衣装も本当にかわいらしく、見ているだけで心が和みました。
演奏を終えた後は、安堵と自信と達成感に満ちた表情で、とても輝いて見えました。
また、ピアノはたった1台ですが、そこから紡ぎ出される音楽はお一人お一人全く異なり
20名が20の素晴らしい表現でお客様を楽しませてくれました。
ソロ演奏では自分自身と向き合い、表現することの楽しさを、
アンサンブル演奏ではお友達と息を合わせて音楽を作り上げる喜びを
感じて頂けたのではないかと思います。
3ヶ月間発表会に向けてともに一生懸命頑張って下さったこどもたち…
レッスンで真剣に向き合ってきた分、生徒さんとの絆が深まったように感じています。
苦手な場所があると涙ぐんでいた生徒さんが、今ではにこにこ前向きにチャレンジできるようになったり
緊張ぎみにレッスンに来てくださっていた生徒さんが、自分から学校のことをお話して下さるようになったり、
難しい場所の部分練習メニューを自分から提案してくれたり…
発表会を通して、音楽の技術面だけでなく精神面でも大きくご成長されたと思います。
今後も生徒様お一人ひとりの夢や目標に寄り添い、大切に心を込めて指導させて頂きたいと思っております。
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