第4回発表会
12月17日(土)に武蔵野スイングホールにて第4回発表会を終えることができました。
ご出演の生徒様は約100日間、本番に向けて練習を積まれました。長い練習期間にはそれぞれの生徒様が紆余曲折、本当に色々な課題をを乗り越えて下さいました。 初めて両手演奏に挑戦された生徒様、作曲をするために4月からレッスン時間を長くして楽典・ソルフェー ジュも頑張って下さった生徒様、コロナの影響で少ないレッスン回数の中で努力された生徒様、暗譜に苦労 された生徒様、はじめての発表会がこわくて「発表会に出たくない!」と2ヶ月くらい言い続けて、真剣に お話し合いをした生徒様(話し合いのレッスンの後からは、一緒に決めた約束を守り、本番まで一度も弱音 をおっしゃらずに前向きに頑張って下さいました。)など... 本番までの道のりは決して平坦ではなく、それぞれに全く違った困難や課題と向きあい ながら立派に逞しく成長して下さいました。
日々のご努力は毎週のレッスンでひしひしと伝わってきたため、本番の演奏は大変感慨深く、沢山の感動を 頂きました。 舞台袖から舞台に向かわれる時の生徒様の表情は、普段は見ることのできない特別な表情をされています。 緊張感と、期待と、覚悟の入り混じったようなお顔は、拝見しているだけで胸にぐっとくるものがあり、 生徒様が本当に可愛く、愛おしく思える瞬間でもあります。 本番は、生徒様全員が100日間の練習の集大成ともいれる、本当に素晴らしい演奏でした。
音を間違えてしまったり、緊張して思ったように体が動かなかったり、生徒様ご本人にとっては満足でなかっ た点があるかもしれません。けれど、演奏はお一人お一人の個性、内面、努力してきたこと、曲に対する想 いなどがそのまま表現されていて、どの演奏も今までで一番輝いていて、素敵でした。 ご努力を積まれて本番を立派に成功された経験は、今後の生活や音楽に必ず生きていくと思います。
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